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#公民連携
#SDGs教育

お菓子から考えるSDGs。
子どもの笑顔を守る
湖池屋の想いとは

2024.09.03
株式会社 湖池屋 マーケティング本部 広報部 課長伊藤 恭佑
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Storyteller

株式会社 湖池屋 マーケティング本部 広報部 課長

伊藤 恭佑

本社を東京都板橋区に置く、70年以上の歴史を持つお菓子メーカー「湖池屋」にて広報を担当。板橋区立赤塚小学校でのSDGsに関する出張授業を行うなど、子どもたちにSDGsの大切さを伝えている。

地元板橋区のお菓子メーカーらしく、SDGsの大切さを発信

湖池屋と板橋区は、この数年で防災プロジェクトや自社キャラクターの「ヒーおばあちゃん」による防火・防犯キャンペーン、板橋Cityマラソンやいたばしウォーキング大会への協賛など多くの活動をともに進めています。

「『板橋区の中に湖池屋があることを区の皆さまに知っていただきたい!』という思いでさまざまな取り組みを区とともに行ってきました。板橋区あっての湖池屋ですので、今後もできる限りの協賛など、地元への感謝や還元を通じてWin-Winで板橋を盛り上げていきたいですね」

SDGs達成に向けた取り組みとしては、2021年よりSDGs啓発アニメ「湖池屋SDGs劇場 サスとテナ」の制作を開始しました。「大人から子どもまで、楽しみながら学んでほしい」という想いがこのアニメに込められています。最近では区立赤塚小学校に出張で授業に出向き、「サスとテナ」に登場する『SDGs怪獣』を子どもたちに考えてもらい、生活の中で実践できるSDGs達成に向けたアクションについて学んでもらいました。

赤塚小学校の先生から「何か一緒にできないか」と声がかかり実現したこの授業。生徒の皆さんに怪獣を考えてもらい、どのようにしてやっつけるかまでの寸劇を交えて発表してもらいました。最後には社員の方からフィードバックを受け、優秀作品については実際にアニメで採用される予定です。

「赤塚小学校での取り組みは、非常に充実した手応えがありました。お菓子メーカーとして幅広い年代の方々に親しんでいただきやすい立場だからこそ、SDGs啓発に関わる取り組みは今後もチャレンジしていきたいです」

根底にあるのは「お菓子が持つ、人を笑顔にする力を広めたい」という思いだと語る伊藤さん。これからの展望について語っていただきました。

「湖池屋に小さいころから親しんでもらい、湖池屋のお菓子を通じ板橋に愛着を持ってほしいですね。赤塚小学校の授業をはじめ、子どもたちと一緒にSDGsについて考えていますと、このアクションが未来につながることが実感できます。湖池屋は、SDGsという言葉が登場する前からベルマーク活動やWFPのレッドカップキャンペーンといった取り組みを行ってきました。そういった食だけに留まらない、『食×○○』のチャレンジ精神を忘れずに、子どもたちの未来と笑顔をしっかりと守っていきたいですね」

「ヒーおばあちゃん」による防犯キャンペーンの様子
「ヒーおばあちゃん」による防犯キャンペーンの様子
赤塚小学校の出張授業の様子
赤塚小学校の出張授業の様子
湖池屋SDGs劇場 サスとテナ
湖池屋SDGs劇場 サスとテナ
「お菓子が持つ、人を笑顔にする力を広めたい」と話す伊藤さん
「お菓子が持つ、人を笑顔にする力を広めたい」と話す伊藤さん
60年にわたって愛される「湖池屋ポテトチップス」
60年にわたって愛される「湖池屋ポテトチップス」

Future

私の理想のいたばし!

お菓子は、子どもはもちろんのこと大人まで、食べた人を笑顔にする大きな力を持っています。これからもおいしいお菓子を作っていき、板橋区の皆さまに食べてもらいたいです。そうしてお菓子がコミュニケーションツールとなり、人と人がつながるまちづくりを目指していきたいです。

お菓子を通じ、人と人がつながっていく板橋区の様子
お菓子を通じ、人と人がつながっていく板橋区の様子

私のちょこっとSDGs

食を扱う企業でもありますので、フードロス削減のために食べ残しを出さないことや手前どりなどを意識するようにしています。また、会社全体ではベルマーク啓発や森林・海の保全、海外の食支援などに取り組んでいます。