災害対応技術 SDGs
3月9日に開催された「板橋区総合防災訓練 清水地域センター会場」で行われた訓練にて、技術と地域連携による災害対応力の向上を目指す為にドローンを活用した訓練をお披露目致しました。
地域防災×ドローンの実践
令和7年3月9日に板橋区主催の「板橋区総合防災訓練」が区内17地区にて実施されました。この訓練は震度6強の地震発生を想定し、地域の防災対応力を高めることを目的としたもので、地域住民・関係団体・行政が連携し、様々な訓練が展開されました。
私たち城北ドローンオフィスは、清水地域センターで行われた一連の防災訓練において、ドローンを活用した実技の一部に協力させていただきました。 今回の訓練では主に3つの技術的アプローチを通じて、地域防災の新たな可能性を模索させて頂きました。
1つ目は「赤外線カメラとAIを搭載したドローン」による情報収集訓練です。 災害時の被害状況を迅速かつ的確に把握するため、上空からの映像と解析機能を組み合わせた実演を行いました。
2つ目は「物流ドローンを用いた支援物資の輸送訓練」です。 交通の寸断を想定し、水や保存食などを安全に届ける手段としての可能性を検証しました。
3つ目は「放水機能付きドローンによる初期消火の訓練」です。 地域の消防団・消火隊との連携による一斉放水の一部に加わり、迅速な火災対応の補完手段としての活用を試みました。
今回の訓練への参加は、私たちにとって非常に貴重な経験となりました。 特に、清水地域センターにおける実践を通じて「技術と地域の連携による防災力向上というSDGsの理念」を実感する機会となりました。
SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標13「気候変動に具体的な対策を」といった観点からも、今回の取り組みは将来的な災害対応の在り方に一石を投じるものと考えています。
城北ドローンオフィスでは今後も地域に寄り添いながら、災害への備えを強化する活動を継続して参ります。
Profile
城北ドローンオフィス株式会社
「未来に向けた持続可能な地域社会を共創する」
ドローンの技術を活用し防災活動や地域の見守り、持続可能な社会の実現、地域や企業と連携をした環境保護、教育支援など、多岐に渡る課題に取り組んで参ります。