板橋区SDGsプラットフォーム
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2024.09.26

「板橋区SDGsプラットフォーム」の本格始動。第2回いたばしSDGsフォーラムを開催しました

レポート
目標17

2024年9月5日(木)に第2回「いたばしSDGsフォーラム」が開催されました。板橋区内でSDGsに取り組む企業・団体の皆さまのリアルの交流の場として、板橋の未来を共に創る58の企業・団体、計92名の方に参加していただきました。

フォーラムは「板橋区SDGsプラットフォーム」の説明から始まり、続いて関連事業の紹介が行われました。まず紹介されたのは、絵本ナビ様と共同で手がけている、板橋区内に絵本棚を協賛して設置し、区内の全ての子どもたちが絵本にふれる機会を増やす取組「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」。次に紹介されたのが区内の企業にSDGs/ESG経営について講義する「SDGs/ESG経営推進支援事業」。この事業では区内の児童へ冊子を配布しており、SDGs啓発の取組にもなっています。ほかにも区内の公園でステージやワークショップを通じて楽しみながらより身近にSDGsを感じてもらうイベント「みつける・つながる くるくるパーク in ITABASHI -SDGsマルシェ-」の紹介や、社会福祉協議会様による地域の困窮している子どもたちへの食支援、「『食』からつながる応援プロジェクト」の紹介もありました。参加者の方々にSDGsにまつわる多様な事業を知っていただき、その価値を理解するきっかけにしていただけたと感じています。

その後、TOKYO SOCIAL DESIGNの加藤様によるワークショップを行いました。はじめに区内の企業である森本鐵鋼産業株式会社の森本代表、佐々木様から、区内でこれまでに行った取組について対談形式でお話しいただきました。コロナ禍にリサイクルボックスを設置したことから始まり、社員の方が家族の影響からSDGsへの意識が高まったこと。以前から社員の家族のために柔軟な働き方を認めていたことなど、普段の生活の中にあるSDGsの取組について伺うことができました。

森本鐵鋼産業株式会社の森本代表、佐々木様のお話よりSDGsが日常にありふれていることを理解していただいてから始まった、19の班に分かれてのTalk Tree WORKSHOPによるディスカッション。本ワークショップは自分たちの企業及び団体の強みや、これから先にとるべき行動を見つめ直すことを目的としていました。自分自身を「木」とし、板橋区の課題を「土」に、個人や団体の強みを「根」に、そして理想の板橋区を「太陽」に見立て、行動や価値にあたる自身の「枝」や「葉」をどのように成長させていくかを考え、みなさまは真剣な表情で取り組んでいました。

さまざまな業種や立場の方で構成されたグループからは、普段の生活で感じる板橋区の課題や魅力が次々に飛び出し、所属する企業・団体に何ができるかの意見も多岐にわたりました。「ランドマークとなる場所がない」「高齢化が進んできている」などの課題に対し、「だからこそ元気で素敵な板橋をめざしたい」「板橋の魅力をより社会へと広げていきたい」と意見交流が活発に行われ、板橋区のこれまでにない可能性を広げる良い機会になったと感じています。ワークショップ後には、「自分の中にはない視点を発見できた」「区民・利用者のリアルな声を聞く機会になった」「もっと板橋区を好きになった」等の感想が寄せられ、板橋区の新たな出発点となりました。

フォーラム後には区内福祉園のコーヒーとチーズケーキを食べながら、参加者の皆さまが楽しく交流している様子が見られました。

次回「第3回いたばしSDGsフォーラム」は令和7年3月14日に、「ハイライフプラザいたばし2階ホール」にて開催予定です!


関連サイト

・「第2回いたばしSDGsフォーラム」のアーカイブ動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=m9AQ4RHqeAQ

・「板橋区SDGsプラットフォームポータルサイト」はこちら
https://www.city-itabashi-sdgs.jp/

・「小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクト」はこちら
https://www.city-itabashi-sdgs.jp/ehon/ehonnavi/

フォーラムには多くの方に参加いただきました
絵本ナビの金柿様による小さな絵本館×こどもえほんだなプロジェクトの紹介
TOKYO SOCIAL DESIGNの加藤様によるワークショップの説明
Talk Tree WORKSHOPの様子①
Talk Tree WORKSHOPの様子②