Storyteller
株式会社ルケオ 管理部・技術開発部 次長
飯塚 理恵
2001年に新卒で株式会社ルケオに入社。以降、技術開発部、生産部、営業部、管理部といった社内の全ての部署を経験。現在は管理部・技術開発部で、テレワークのシステム整備やDXの推進などの業務に携わっている。
社員が自分らしく働ける環境を実現する
株式会社ルケオは、偏光板や波長板などの光学フィルターや、その光学技術を使った歪検査器の製造・開発を行う企業です。飯塚さんはルケオで20年以上「働きやすい職場からお客様のニーズに合った製品を積極的に生み出し社会に貢献する」という企業理念のもと、さまざまな課題と向き合いながら、業務に取り組んでいます。
「ルケオは社員が生き生きと働きながら、お客様に満足してもらえる製品やサービスを生み出すことを目指しています。その実現のために力を入れている取組の1つが、働きやすい環境の整備です。たとえば特徴的なものとして、週休3日制度の導入があります。これは文字通り、有給休暇を使わずに土日以外にも1日休みをとれる制度です。ほかにも私が主体となって取り組んだテレワークやDXの導入など、社員が自分らしく、効率的に働ける環境を整えています」
ルケオは、環境意識が高まりSDGsが登場した10年ほど前から、地球にやさしい行動も始めています。その具体例が、夏になると会社の外壁に設置される「緑のカーテン」。環境に配慮している企業が認定されるISO14001の取得・維持も飯塚さんがメインで15年ほど前から行っています。
「SDGsへの関心が高まった現代において、企業が地球環境を意識するのは必須だと考えています。ものづくりの過程を例に挙げると、原料の入手から最終的な処分まで、どうすれば環境への負荷が少なくなるのかを考えることが必要です。また当社の主力製品である歪検査器は、目に見えないレンズなどのゆがみを定量的に確認できるので、製造業などへの導入によって、不良品の削減にも貢献できると感じています」
ほかにも新しく入社した方が働きやすいよう社内のマニュアルを作る「教科書プロジェクト」や、働く環境についてアンケートをとる「安心安全アンケート」など、社員の方が働きやすくなるための取組は多岐にわたります。
「方針を示すのは経営陣ですが、実際に行動するのは私たち社員です。会社の仲間と協力しながら自分たちに何ができるのかを考え、働き方の改善などの新しいことに挑戦してきました。これからも働きやすい職場から光学製品を世に送り出し、それらを通じて社会への貢献を目指していきたいです」
私の理想のいたばし!
地域の方々、特に子どもたちに、自分たちがつくる製品を通じて光学の知識と魅力を伝え、板橋区の発展に寄与したいです。
私のちょこっとSDGs
健康情報を発信する社内報の制作に携わっています。たとえば十分に気を付けて熱中症を予防しましょう、といった内容で社内の健康増進を図っています。