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#ワークショップ
#こども・子育て

英語を楽しむ場を広げ、
子どもだけではなく
大人も学ぶ機会づくりを

2025.10.09
株式会社英語ソムリエアカデミーよこみぞ みゆき
目標4

Storyteller

株式会社英語ソムリエアカデミー

よこみぞ みゆき

家族の海外赴任でアメリカに渡航し、現地で子育てを経験。その中で、自身も教育や英語についてもっと知りたいと感じ、学び直しに挑戦する。その後、サンディエゴ・サンフランシスコで合わせて3年ほど教職に就き、帰国後、2011年に株式会社英語ソムリエアカデミーを設立。英語での絵本の読み聞かせ活動や英語イベントを実施し、子どもも大人も英語を楽しめる土壌づくりに取り組んでいる。

英語を話して人とつながる喜びを広げたい

株式会社英語ソムリエアカデミーは、英語の読み聞かせなどを通じた、子どもと関わる英語指導者の育成を行っています。これまで首都圏を中心にさまざまな地域で読み聞かせ会を開催しており、板橋区との交流は2012年、板橋区立氷川図書館でのお話し会をきっかけに始まりました。

「私たちの主な活動には、英語での絵本の読み聞かせや、日本語を使わずにさまざまなゲームに挑戦する『日本語NGあそびの時間』があります。どちらのイベントも日本語を一切使わず、すべて英語で進行するのがルールです。ここには英語の能力の高い低いに関わらず、日本語を使わなくても楽しい時間を作れることを実感してもらいたい、という想いがあります。特に絵本は耳だけでなく目でも理解できるものなので、英語にチャレンジするきっかけとして最適なツールだと思っています」

会社を立ち上げる前はアメリカで子育てをしていたよこみぞさん。周囲には同じような日本人親子もいましたが、中には保護者が日本語しか話せず、子どもの英語を理解できないという家庭もあったそうです。そうした親子の様子を見ていて、「英語力の違いが、親子の関係づくりに影を落としている」と感じる場面もあったといいます。この経験から「大人も子どもとともに英語を身に付ける必要がある」と実感し、保護者の意識を変える大切さを強く意識するようになりました。

「子どもの英語教育の方法は数多くありますが、子どもだけが英語を身につけるのは現実的ではありませんし、親子のコミュニケーションの面からも問題が起こりやすいと考えています。子どもが学ぶためには、大人も一緒に楽しめる場、学べる場が不可欠です。私たちの活動が、英語に苦手意識を持つ方々が新しい一歩を踏み出すきっかけになればと考えています」

日本での英語教育には「実際に口に出してコミュニケーションをとる機会」がやや不足している、とも話すよこみぞさん。その課題を解決し、英語を話すことで生まれる面白さや、言葉を通じて人とつながる喜びを、一人でも多くの方に体験してもらいたいと語ります。

「今後は現在取り組んでいる英語イベントを、板橋区内でもさらに広く展開していきたいと考えています。さらには、読み聞かせができる人を増やし、より多くの方が『英語の読み聞かせ』という形で社会に貢献できる環境を整備していきたいです」

英語教育への想いを語るよこみぞさん
英語教育への想いを語るよこみぞさん
絵本読み聞かせ会の様子①
絵本読み聞かせ会の様子①
絵本読み聞かせ会の様子②
絵本読み聞かせ会の様子②
絵本読み聞かせ会の様子③
絵本読み聞かせ会の様子③
よこみぞさんが制作に携わった絵本
よこみぞさんが制作に携わった絵本

Future

私の理想のいたばし!

「『絵本のまち板橋』で世界中の絵本が集まるユニークな専門図書館『ボローニャ絵本館』で読み聞かせを行い、さらにたくさんの子どもたちと笑いたい」そんな風に思う大人を増やします。

私のちょこっとSDGs

絵本は一冊あれば、多くの人が時に世代を超えて楽しめるもの。絵本を大切にすることで資源を大切にしています。とはいえ蔵書は増える一方でして……。

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Profile

株式会社英語ソムリエアカデミー

「英語で 子どもと 笑おう。」 2011年の創業以来、子どもたちが最初に出会う英語が楽しいものとなるように、子どもと英語を笑顔でつなぐことの出来る人材を育成しています。